気になる手汗にも病気があります。
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手掌多汗症
手のひらだけに大量の汗をかく場合は「手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)」という病気も考えられるそうです。
特定の部分だけに異常な発汗がある病気を「局所性多汗症」と言いますが、手の平だけに症状があらわれるのがこれに当たります。この症状が見られる場合は、あるときから急に手汗の量が増えたのではなく、小さい頃から多いという傾向にあるようです。
「手に汗握る」という表現があるように、緊張したり、不安になったりした時には手汗をかくことがよくあります。これは誰にでも起こることで、通常、気持ちが落ち着けば自然に手汗は引いていきます。しかし、手掌多汗症の場合は、リラックスしている状態でも手が汗で湿っており、緊張すると余計に手汗がひどくなるのが特徴です。
レベル2以上なら通院
手掌多汗症の発汗量は人によってまちまちで、手の平が湿る程度の人もいれば、水滴がポタポタと滴り落ちるほど重いケースもあります。原因はまだ解明されていませんが、なんらかの理由で自律神経の1つである交感神経の反応が強くなりすぎていると考えられています。
- レベル1 – 手のひらが汗で湿っている状態
- レベル2 – 垂れないが、手のひらに汗の水滴ができる。
- レベル3 – 手汗が垂れてくる。
もちろん、精神状態、季節、その他の要因によっても変わってくるんですが「手掌多汗症の人」と言っても、世の中の人はこれら3つのレベルにそれぞれ分かれてきます。そして、もしレベル3であれば、恐らく日常生活に確実に支障をきたしているレベルだと思います。こうなってくると仕事であったり、恋愛であったりと、色々なことに制限がかかってきているかと思います。
レベル1ならまだ大丈夫なのかもしれませんが、もしあなたがレベル2以上であるとするならば、これは専門のお医者さんに見てもらう必要があると言えるでしょう。
手汗の対処法
様々な対処法があるので、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。
ツボ押し
指でじんわりと適所を指圧しましょう。
副交感神経に働きかけ、リラックスモードに切り替えてることができます。
外出時の突然の手汗による対処法にはすぐに対応できて良いと思います。
合谷
手の親指と人差し指の付け根でわずかに人差し指のところ。押すと圧痛があります。ここを押すと、少しずつですが発汗が少なくなってきます。
曲池
手のひらを下に向けて肘を曲げると、肘の内側にしわができます。しわの外側の端が曲池です。自律神経を整える作業があります。
復溜
足の内くるぶしの中心から指を3本横にあてて一番上のアキレス腱の縁にあたる部分にあります。体内の水分を調節する働きがあります。
心理療法
手汗に対する一種の恐怖心やストレス、また手汗をかくことに対する自己嫌悪などが、更なる悪循環を引き起こして症状を悪化させているという考えのもと、これらを解消していくことで症状を和らげて行こうという治療方法です。これは主にカウンセリングが行われます。心療内科などに相談をおすすめします。
さらに、これからカップルにとってはイベントの増える季節ですね。
イルミネーションやクリスマスデート・・まさに「手つなぎデート」に最高の時季ですよね。
寒い中、彼のコートのポケットの中で手を繋ぐ・・そんなラブラブなことって誰しも一度はやってみたいなんて思ったことがあるはず!
でも・・・ちょっと手汗が気になるんだよね・・
手汗の手・・嫌われないかな・・
そんな心配を簡単にクリアしてくれる方法があるみたいですよ。
その方法についても早速調査してみました!!
そもそも、手汗ってどうして出ちゃうの??
そもそも、手汗は赤ちゃんからご年配の人までみんな手汗がでるものなのです。
ただ、ここで伝える手汗は「手掌多汗症」っていう病気なんです。
「手に汗の水滴が出来る」「手汗が垂れてくる」「ノートや教科書が湿ってくる」などの症状があり、人と手を繋いだりすることや人に手汗を知られてどう思われるかなどをとても敏感になり日常生活に障害をもたらしてしまう場合もあります。
それだけでなく、手汗に対しての認知度があまりにも低いため、誰かに相談をしても知識のない人だと「ただの汗っかき」と簡単に片付けられてしまい治療もできまいまま人と向き合うことが怖くなり引きこもってしまう深刻な病気なのです。
「ストレス」「肥満」「ホルモンバランスの乱れ」「病気などの疾患」「生活習慣の乱れ」「過去のトラウマ」が原因といわれていて、どれもまずは医師の診察をしてもらい適した処置が必要です。
皮膚なので皮膚科が良いですが、皮膚だけで起きている問題とは考えにくいので皮膚科がある「総合病院」に受診することをオススメします。
場合によっては血液検査を必要とする場合がありますので対応が早いほうが良いでしょう。
手汗対策にパウダーってどうなの??
手にパウダーをつけるとサラサラになりそうなイメージしますよね。
そこで、どんなパウダーが効果的なのか調べてみました!
今すぐ始められる!!手軽なパウダー
今すぐドラッグストアで購入して使えるものとしては「ベビーパウダー」がオススメです。
ベビーパウダーはその名のとおり、赤ちゃんのケアのために作られたパウダーです。
赤ちゃんのとき、お風呂あがりにお母さんにポンポンとつけられて真っ白になっていた経験のある人のいるのではないでしょうか??
ベビーパウダーは軽度のあせもやかぶれ・ただれ等に効果があってもともとは肌荒れを防止するために開発されたものなのです。
つけ心地は、つけてすぐにサラサラになるので手汗に効果があるかもしれませんね。
ただ!ベビーパウダーには制汗剤として開発されていないので汗を抑える効果はありません。サラサラにはなりますけどね。
ベビーパウダーのメリットとデメリット
*メリット
即効性がある(すぐにサラサラ)
安価である(メーカーにもよるがだいたい400円くらい)
入手しやすい(ドラッグストアやベビー用品店などで購入可能)
*デメリット
ベビーパウダーをつける行為がちょっと恥ずかしい(確かに容器が大きいですから恥ずかしいかも)
持続性がなく何度も付け直す必要がある
後処理が大変(かなり飛び散ります)
*即効性という面やコスパとしてはオススメですが、持続性がなかったり飛び散るため場所を選ばなければならない点があるので持続性は求めないけれどすぐにサラサラにしたいときには使えそうですね。
手汗専用の制汗剤
塩化アルミニウムが含まれているものがオススメ。
・デトランスα
・ファリネ
手汗専用制汗剤パウダーのメリット・デメリット
*メリット
強力に手汗を抑制してくれる
持続性がある
見た目が制汗剤を使用しているとバレない
*デメリット
ベビーパウダーより割高(1本3000円ほど)
メーカー直サイトでしか購入できない
ベビーパウダーのような即効性はない
手汗専用の制汗剤は使っていくうちに効果が高まっていくという利点がありますが、即効性がないという点が少し残念ですよね。
まとめ
・手汗対策にパウダーの効果はあった!
・どんな効果を求めるかによって身近にあるもので何とかできたりもする!
・手汗専用のパウダーは見た目が制汗剤に見えないので、手汗に悩む人にとってはストレスなくケアできる!
手汗対策にいろいろなパウダーがあるんですね。
求める効果にあわせて使い分けるとよさそうですね。