ほうれい線は年齢を重ねた方にだけできるものではありません。今では若い方でも、ほうれい線が表れている方を見かけるようになりました。
ほうれい線を無くすのは、20代、30代で同じなのでしょうか?まずはできてしまう原因からしっかりと知っておくことが大切ですので、詳しくご紹介していきます。
それら原因を踏まえて、ほうれい線を無くし若々しいお肌を取り戻す方法をご紹介していきますので、参考にしてください。

ほうれい線は若くてもできるのはなぜ?

ほうれい線は大人の女性の悩みではなく、若くてもお肌の悩みの一つとして、今では上位にランキングされてしまうほどです。では、年代ごとにできてしまう原因についてみていきましょう。

ほうれい線ができる原因~20代~

20代といえば、お肌にもハリやツヤがあり、いつもプルプルしている印象があります。くすみ知らずの明るいお肌がうらやましいと思われるはずですが、よく見てみるとほうれい線が目立ち始めていることがあります。
考えられる原因としては、

皮膚のたるみ
乾燥
ストレス
生活習慣の乱れ
姿勢の悪さ
紫外線
むくみ
骨格

といったことがあげられます。

一番最後の「骨格」をみて驚かれた方もいるでしょう。
これが原因だと、幼いころからほうれい線が表れていた可能性もあります。
頬骨が高かったり、丸顔の方は、ほうれい線ができやすいのです。

今の若い世代の方たちは、幼少のころから「噛む」ということがひじょうに少ない食生活で育ってきています。
食生活の変化に伴っておきたことですが、これが口周りの筋力低下を招いています。

また、背中が丸くなり首が前に出てしまうような「猫背」がクセになっている場合、それだけで顔の皮膚のたるみを引き起こしてしまいます。
血流も悪くなり、代謝も低下。
必要な栄養や血液などが十分にお肌に行き届かなくなってしまいます。
リンパの流れも悪くなるので、むくみやすくなり、それもほうれい線を作り出してしまう要因になります。

また、ストレスがたまることで、ホルモンバランスが乱れ、新陳代謝が落ち、ほうれい線もできやすい肌環境を作り出してしまいます。

若いからといって、毎日の紫外線対策を怠ると、お肌のエラスチンやコラーゲンなどが破壊され、ハリや弾力は失われるので、ほうれい線ができるのも当然ということになります。

ほうれい線ができる原因~30代~

30代ともなると、お肌は20代の頃と比べると確実に変化していることを実感してきている年代です。
早い方なら25歳頃から気づいているのではないでしょうか。
30代でほうれい線が目立ってくる原因は、

加齢による皮膚のたるみ
乾燥
水分量が減ってくる
表情筋の衰え
生まれつきの骨格
喫煙
ストレス
生活習慣の乱れ
肩や首の凝り
姿勢の悪さ

などになってきます。

20代と同じようなものもありますが、やはり年齢的に大きく違ってくるのが、「加齢による皮膚のたるみ」「水分量が減ってくる」というものです。

肌の水分量のピークというのは、驚く方も多いですが、実は0歳です。
そこから少しずつ減っていき、しっかりスキンケアをしていないと、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
そもそもお肌の水分量が減ってきて乾燥しやすくなっているのに、しっかりと保湿対策を行わないと、乾燥肌になってしまうのも当たり前です。
そうなるとほうれい線ができるのも仕方ないのです。

また加齢とともに、お肌の中のハリや弾力成分も減っていくため、皮膚がたるみやすくなり、それがほうれい線につながります。

年齢を重ね、職場でも後輩が増えてくるこの年代では、仕事におわれ、運動不足になる傾向があります。
姿勢の悪さもあり、肩や首の凝りに悩まされる方も多いです。
肩や首の凝りがひどくなると、顔に十分な血液や栄養素が運ばれなくなるので、顔色も悪くなったり、ほうれい線ができやすくなります。

ほうれい線を無くすには~20代の場合~

20代と比較的若い年代でほうれい線ができてしまっている場合、まだまだお肌も若いので、今ならまだそれほど時間をかけずに無くすことができる場合が多いです。

その方法としては、

しっかり保湿対策をする
日焼け止め対策は必須
十分な質の良い睡眠をとる
バランスの良い食生活
姿勢を意識する

になります。

意外と簡単と思われるかもしれませんが、その簡単なことをしてこなかったので、今あなたの顔にはほうれい線が表れてしまっているのです。

まずは毎日のスキンケアコスメを見直してください。
ほうれい線を無くすには、美容液の使用が効果的です。
その美容液はできるだけエイジングケアコスメを使用するようにしてください。
プチプラのものでもたくさん出ています。
「口元専用」「ほうれい線対策」などと書かれているものがおすすめです。

スキンケアでもう一つ実践していただきたいのは、「紫外線対策」です。
若いとどうしても怠りがちですが、若い時に受けた紫外線の影響は確実に年齢を重ねてから一気に出てきます。
また、若いのにほうれい線ができてしまう原因ともなります。紫外線カット効果があるコスメを使用し、外出時には日傘や帽子なども使うようにしましょう。

次にしていただきたいのは、しっかりと睡眠をとることです。
若いからといって夜ふかしばかりしていてはいけません。
美肌は寝ている間に作られています。
就寝前は最低でも30分前にはスマホも話、間接照明などで暗めのお部屋でお布団に入ってよこになったりしながら、リラックスして過ごし、そのまま眠りにつくようにしましょう。

さらに、毎日の食生活もしっかりと見直していってください。
ビタミンやたんぱく質はしっかりととり、口周りの筋力をアップさせるために、しっかりと噛んで食べるように意識してください。

姿勢に関しても、これも自分で意識しなければ改善できません。
他にいろいろほうれい線を無くすために努力いても改善されないのは、その姿勢のせいであることもあります。
猫背にならないよう、下ばかり向かないよう、いつも意識しておきましょう。

ほうれい線を無くすには~30代の場合~

ほうれい線を無くすために30代の方がやるべきことは、

保湿対策
紫外線対策
姿勢改善
食生活改善
エクササイズ

などがあげられます。

20代の方の場合と同じこともありますが、若い方と違う点は「エクササイズ」を行っていただくということです。
どうしても加齢による表情筋の筋力低下がありますので、その点をエクササイズで補う必要があります。

口を「あ・い・う」の形に開いていく体操が人気ですが、割りばしを使ったエクササイズがおすすめです。割りばしを加えて唇をしっかりと横に開いてそのまま5秒数えます。
割りばしをはずして口角をあげて5秒。さらに口角あげて歯を見せて笑顔の表情を5秒で完了です。
スキンケアタイムにぜひプラスしてみることをおすすめします。

エクササイズを行う際には、必ず鏡の前でしっかりと正しく行えているかを確認しながら行うようにしてください。
間違ったやり方では効果も得られなくなってしまいますので注意しましょう。

保湿対策をするためのコスメには、セラミドやアミノ酸やヒアルロン酸といった保湿成分がしっかりと配合されているものを選んでください。

食生活に関しては、年齢に関係なく、やはりバランスの取れた食生活を意識し実践することが大切です。
ビタミン、ミネラル、タンパク質など、サプリだけに頼らずに、毎日の食事でしっかりと摂取していきましょう。

ほうれい線を無くす方法の詳細はこちら

まとめ

ほうれい線ができてしまうのは、20代も30代もそれぞれ共通する理由もあれば、少し違う理由もあります。20代の場合は、

皮膚のたるみ
乾燥
ストレス
生活習慣の乱れ
姿勢の悪さ
紫外線
むくみ
骨格

になりますので、ほうれい線を無くしたいなら、

しっかり保湿対策をする
日焼け止め対策は必須
十分な質の良い睡眠をとる
バランスの良い食生活
姿勢を意識する

といったことを意識し、実践していくようにしてください。

30代の方の場合は、

加齢による皮膚のたるみ
乾燥
水分量が減ってくる
表情筋の衰え
生まれつきの骨格
喫煙
ストレス
生活習慣の乱れ
肩や首の凝り
姿勢の悪さ

といったことが原因になりますので、ほうれい線を無くすために

保湿対策
紫外線対策
姿勢改善
食生活改善
エクササイズ

といったことを実践していきましょう。
やはり30代だと年齢を重ねている分だけ、たるみなども起こりやすくなっています。しっかりと日々エクササイズを習慣化させていきましょう。

ほうれい線を無くすのに20代でも30代でも、適度な運動もとりいれてみてください。
体を動かせば血流もよくなり、巡りも改善されます。
むくみなども解消できて、肩や首の凝りなども軽減できるはずです。

年齢に関係なく、ほうれい線ができる可能性は十分にあります。
今回ご紹介した無くすための方法は、予防にもつながりますので、実践していくようにしてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

ドリーム
ほうれい線って男女関係なく老けて見えます!!
少しでも無くし目立たなくできる方法を発信中^^